理事長
大成 信輔
【スローガン】
まずは「人」を作る
未来のために西条初・JC発
『はじめに』
現在の西条市が誕生した1年後私たちの西条JCもスタートをきった。LOM統合当初から見ればメンバー数は減少してしまったが、活発で斬新な事業を行い「明るく豊かな社会」の実現を目指した活動姿勢は少しも変わってはいない。
入会から11年が経ち本年は西条JCと東予JCが統合して10年の節目の年を迎えた。私は2004年に当時の東予JCに入会した。理事長や所属委員会の委員長をはじめメンバーに恵まれJCの楽しさと、達成感を味あわせてくれた。翌年の2005年には理事として指名していただき、事業立案や理事としての責任を教えていただきJCがもっと楽しくなっていった。そんな想いを現役会員をはじめ、これから入会してくるメンバーに伝えていきたい。それが当時の先輩諸賢に対する恩返しになると信じているから・・・。
『続けることは』
現在、会員数は減少傾向にある。LOM統合し会員数が増えたと錯覚したからなのか。経済状況が厳しいから入会を躊躇しているのか。やっていることはすばらしいが私がやらなくてもいい。様々な理由が聞こえてくる。もちろん私たちがJC運動の魅力を伝えきれていないのも現実だ。LOM運営に「ひと」は欠かすことができない。このまま会員数の減少に歯止めがかからなければLOMの将来は自分たちの足元から揺らいで行くだろう。理想の上に現実など成り立たない。急激な拡大は望んでいないし、誰でも歓迎とは思っていないが現状維持はしていきたい。
メンバーの多数は会社の代表またはそれに準ずる立場だが「我が社の明日」も見据えているだろうか。まちの未来、LOMの将来も重要だがJC活動ができる基盤である自分の事業、自身の仕事を決して疎かにしてはいけない。JCでは社会においてのマナーや会社運営も学ぶことができる場所だ。LOMと共にJayCeeとして青年経済人として自身の社も発展させ未来につなげて行こう。
『西条に生きる』
私たちが活動エリアとする西条市。豊富で清澄な水の恩恵を受け生産量全国トップクラスの農業品目が多く、工業においても四国内での出荷額は上位を誇っている。自動車道のICも4箇所ありどこに行くにも不便を感じさせない道路網も四国内では稀である。市街地から30分でスキーと海水浴が楽しめるまちも全国では少ない。
しかし、課題もある。私たちは同じ目的と志を持っているからLOM内融和にさほど時間は有しなかったが、平成の大合併により2市2町が合併した西条市では未だに市民レベルでの「東西」の確執が残っている。合併算定替の措置では、合併後10年間の特例期間の後、5年間の経過措置で段階的に減額されることになっている。支所は閉鎖され本庁集約等の住民サービス低下を招くのではないか、地区への補助金は減額されないか。そんな不安をしばしば耳にする。自然、産業、レジャー、何をするにも快適で生活しやすいまち「西条」に根をはる私たちは地域密着でふるさとを想う団体のパイオニアとして、課題解決の時計の針を進められる様に今後も活動していく。
『ひととして』
「ひと」として「JCメンバー」として高みをめざせ。私は自身に言い聞かせている。私は高みとは明確な目標に向かって努力をすることだと考える。JCメンバーの高みとは役職ではない。自分がどれだけ与えられた立場で努力し目的達成に貢献できるかである。何も言わず存在さえもしなければ時間だけは平等に過ぎていくだろう。少々の批判があったとしても気にするな、目標、目的に向かって努力を続けろ。
政界、経済界や各種専門分野の成功者たちは、後進のために的確な格言や名言を残している。成功者の言葉はもしその方が大成しなかったら人は知るに至っていないだろう。努力なきところに成功はない。とにかくやろう、自分が名言を残してやる、そんな気概で。
【2015年度活動方針】
≪総務広報委員会≫
- 総会、理事会、例会を設営し出席率を向上させる運営に努める。
- メンバーはもとより、対外に積極的に事業を発信する。
- めざせ、JC発。≪会員指導力開発委員会≫
- 会員拡大を積極的に行い、LOM力強化に努める。
- 新入会員の定着率を向上させる。
- 会員の資質向上を図る。
- まずは「ひと」をつくれ。
- ≪まちづくり青少年委員会≫
- まちの良いところを発展させ、課題克服にも努める。
- 青年会議所独自の斬新な事業開催をめざす。
- 高齢化と少子化を取り持つJC世代が何をできるか考える。
- めざせ、西条初。≪みらい推進室≫
- メンバーの心に残るような10周年記念式典・懇親会を開催する。
- LOMのみらいを見据えた周年記念事業を開催する。
- 一般社団法人移行での定款変更に伴い、運営規定をはじめとする規約を見直す。
- 実践しよう未来のために。≪ブロック活性化委員会の支援≫
- ・ブロック委員長を輩出するにあたり、積極的にブロック事業に参画する。